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KING OF PRISM(キンプリ)、プリティーリズムRL解説、考察〜実際に何が起きていたのか〜

 舞台KING OF PRISM-Shiny Seven Stars-を見て、アニメでよくわからなかったことがなんとなく理解できたのでまとめますね。私の考察なので公式情報ではないです。



◯1000年前


 プリズムワールドはプリズムショーを広めるために様々な世界に使者を送りこんでいる。それがF型(女性)の使者、りんね。シャインは初めてのM型(男性)の使者。シャインはプリズムショーを広めるという使者の本来の使命を放棄し、使者の力を我が物顔で使って表舞台にでて全ての人の愛を独占しようとした。それがシャインの罪。プリズムワールドはりんねにシャインを殺すよう命令するが、りんねはシャインを愛していたので殺すことが出来ず、封印した。



プリティーリズムレインボーライブ1話の6年前


 エリア4989にプリズムワールドからの使者(りんね)が舞い降りた。天羽ジュネと名乗り、ひとめぼれした氷室聖に近づくために聖の死んだ母親に似せた身体に変身した。ジュネはプリズムショーを広めるために聖のそばで支援していたが、聖は仁の陰謀で怪我をしてもうプリズムショーが出来なくなってしまう。仁が2回目のプリズムキングになる。



プリティーリズムレインボーライブ1話の4年前


 ジュネは自分自身が表舞台にたち、聖を指導者としてプリズムショーを広めることにする。実のところジュネは聖の喜ぶ顔が見たかったからショーをしていただけ。ジュネはプリズムクイーンとなった。



プリティーリズムレインボーライブ1話の2年前


 山田リョウがプリズムキングになる。山田さんによると「プリズムショーは心の煌めき、プリズムジャンプは心の飛躍」という言葉で山田さんをプリズムショーに導いた、一切記録には残っていないヒビキワタルというスタァがいたらしい。



プリティーリズムレインボーライブ(RL)


 プリズムショーが広まったのでジュネはプリズムワールドに帰還するよう命令されたが、愛する聖のいる世界に残るために自らの翼を折って使者の役割を放棄する。このことで別の使者(RLりんね)のフェザーが砕かれ、RLりんねは記憶を失った状態でエリア4989に迷い込むことになってしまった。このRLりんねが記憶を取り戻すとジュネにプリズムワールドに帰還するよう指示するが、ジュネはそれも拒否した。ジュネはプリズムワールドに逆らってエリア4989にとどまり続けたため身体を保てなくなり、消滅しそうになるがRLりんねに一時的に身体をもらうことで生き延びる。代わりにRLりんねは消滅しプリズムワールドとのつながりを失ったことで、エリア4989のプリズムの煌きも失われプリズムショーが出来なくなってしまう。だが、彩瀬なるのプリズムショーでまたプリズムの煌きが復活する。その後7人のプリズムライブでRLりんねが復活し、RLりんねがプリズムショーをすることでプリズムワールドとのつながりが戻り、新たな世界への道が開いた。ジュネはプリズムの女神からの温情で、これまでの記憶とプリズムショーをする能力を失った状態で人間になり、聖のいるエリア4989にとどまることが許された。りんねはなる達の愛の力を取り入れたプリズムワールドの使者として新たな世界にプリズムショーを広めるために旅立った。使者は世界を超えると記憶を失うのでRLりんねからなる達との記憶は失われた。



◯キンプリ〜キンプラ


 RLの時から2年が経過し、プリズムワールドから新たな使者、ルヰが舞い降りた。ルヰはプリズムワールド(GOD)からシャインを今度こそ殺すことを指示されており、シャインを愛していたF型の使者(りんね)のメモリーを内蔵していた。愛するシャインが宿っているシンにも会いたかったし、シンを通してシャインのショーをもう一度見たかった。そこでオバレのチケットを渡しシンをプリズムショーに導く。しかしシンがシャインの力を借りてショーをするたびにシャインの力は強くなり復活しそうになる。ルヰはシャインを愛しているので再び殺せずに封印した。シャインが封印されたことでシンの首の後ろのアザは消え、シンはショーが出来なくなった。しかしルヰはシン自身を愛するようになった。シンのショーが見たいのでプリズムワールド(GOD)の命令に反して封印を解いた。これでプリズムワールドに反する使者としてルヰとシャインは同じになった。ヒロがキングになったとき現れたプリズムの女神はプリズムワールドからの女神で、プリティーリズムオーロラドリーム〜ディアマイフューチャーの世界の伝説のスタァである神崎そなたのデータを使っている。



◯スッスッス4章


 PRISM1にてルヰはシンへ恋心を表現するショーをしたので、シャインはルヰの気持ちがもう自分にないことを察した。そこでまた愛を得るためにシンの身体でプリズムショーをする。相手の気持ちなど考えない一方的な愛が表現されたため、会場の女性の心をときめかせられず怖がらせてしまい、0カラットになってしまった。シャインが復活したことを知ったプリズムワールド(GOD)はエリア4989を見捨てプリズムの煌きは失われた。もうプリズムショーが出来なくなってしまったかと思われたが観客、セプテントリオンの絆の力により、シャインはみたび封印され、RLりんねを使者から女神に昇格させて新たな女神として擁立することで、プリズムワールドに頼らない独自のプリズムの煌きを手に入れることになる。絆の力が弱まればまたシャインは復活するのでこれからはまだわからない。



※※1000年前のシーンの背景がなんで現代と変わらなかったのかとか、山田さんがヒビキワタルに会ったときにはシャインはもうシンに宿っていたはずなんだからヒビキワタルって誰なんだよとか、RLでのプリズムワールドがメルヘンでかわいい空間なのにキンプリではゼーレみたいな板のGODになってるのはなんなんだよ、とかいろいろ疑問は残ります。最初にキンプリでシンのショーを見て感動したのにシャインの煌きでジャンプを跳んでいたなんてがっかりだよと、もやもやもします。新たな女神であるりんねがRLりんねと同一なのかははっきりしませんが、そうだったらいいなと思います※※



☆☆正直、作中で何が起きたのかってそんなに重要じゃなくて、作品から発せられていたメッセージを何かしら受け取れればいいと思うんですよ。エヴァウテナも何が起きたのかなんてよくわからなかったけど何を伝えたかったのかはすごく感じられたじゃないですか。プリティーリズムでのメッセージは全ての人間にはその人自身の強さや美しさ、可能性があるんだという人間讃歌だと思います。それがGIFTでありプリズムの煌きです。それはプリズムショーを通じて私たちに伝わってきます。プリズムショーは心の煌き、プリズムジャンプは心の飛躍。"Rinne will come next to you"誰だって無限の可能性をもともと持っているのです。☆☆